現在女優、作家として活躍中の室井滋(むろいしげる)さん。
出典︰https://news.yahoo.co.jp/articles/24d413fd68fbe380e288602d4ea07dee0fef4779
大学生の頃には「自主映画の女王」と呼ばれるほど演技に打ち込み、現在では女優、歌手、作家などマルチな才能を発揮されている方です。
そんな室井滋さんの実家やお父さん、お母さんはどんな方達なんでしょうか?
今回は室井滋の母は皇室関係者だった!父親や兄弟など家族についてもまとめた!
という事で、室井滋さんの実家や両親、兄弟姉妹など家族についての情報を調べました。
目次
室井滋とはどんな人?
まずは室井滋さんについて調べてみました!
室井滋のプロフィール
- 1958年10月22日生
- 富山県滑川市出身
室井さんは富山県で代々商店を営んでいる家の10代目として生まれました。
江戸時代から造り酒屋や荒物屋などを商いとしてきたそうです。
高校は富山県立魚津高等学校を卒業されています。
高校2年生の頃にはクラスの出し物でシナリオを書き、演出をしました。
主演を務めたその演劇では、観客が皆泣くほど反響があったのだとか。
その経験から「お芝居って面白いな」と、演技にのめり込んでいったそうですよ。
出典︰https://maps.app.goo.gl/J8HHfQxySgkwLy3SA
富山県といえば日本海に面した、海の幸が豊富な場所です。
また高く美しくそびえる飛騨山脈は、スキーや温泉地としても有名ですよね。
そんな富山県に住む人々のことを室井さんは、室井さん自身も含めこのように語っています。

富山県人なので基本はマジメなんですよ。遅刻しない。病気にならない。
室井さんの言うとおり、富山県出身の人は真面目で辛抱強い人が多いのだとか。
様々な仕事をこなす室井さん。
ひとつひとつの仕事に真剣に向き合うことができるのは自身のルーツに関係しているところもあるのかもしれませんね。
「自主映画の女王」
富山県立魚津高等学校を卒業後、早稲田大学社会科学部に進学した室井さん。
残念ながら中退されていますが、在学中にシネマ研究会に所属されていました。
早稲田大学に進学した理由は、
- 父の母校であること
- 演劇が盛んだったこと
その早稲田大学で室井さんは「自作映画の女王」と呼ばれることになります。
当時の室井さんは「お芝居三昧の日々」だったとか。
ぴあフィルムフェスティバル (PFF)では「どの作品にも出演しているね!」と審査員に言われるほど、様々な作品に出演していたそうです。
それだけ芝居に熱中していた室井さんですが、そうやって積極的に行動することで今に繋がっているのですね。
映画監督・長谷川和彦との関係
映画監督として活躍されている長谷川和彦(はせがわかずひこ)さん。
出典︰https://www.tokyo-np.co.jp/article/152936
1946年1月5日生まれ、広島県出身の方です。
室井さんは20代の頃から長谷川さんと共に暮らしており、事実婚状態であるといいます。
とはいえ、一緒に暮らしては入るが「事実婚のつもりはない」と言う室井さん。
長谷川さんについてはこのように語っています。
「父と重なるところがすごくあるんです」
「たまに私が本当に迷って、意見を聞くと、実に的確な答えが返ってくるし、一緒にいてくれることで安心したり、ほっとすることはすごくあります。もし彼がいなければ、私は一人ですから」
引用:https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1773136/
長谷川さんのことは家族ではあるが「旦那」というより「お父さん」のように感じているのだとか。
子供ができていたら結婚を考えたと室井さんは語っていますが、お互いに尊重しあえる存在だからこそ、形に拘る必要がないのかもしれませんね。
室井滋の実家の両親(父・母)はどんな人?
室井滋さんの実家のお父さん、お母さんについても調べました!
室井滋の父親は小説家!
元々は英語教師だったという室井さんの父親。
早稲田大学の仏文科を卒業したという父親は、在学中に書いた小説が「早稲田文学」に掲載されたこともあり、将来を嘱望されていたそうです。
しかし室井さんの祖父が倒れ、家業を継ぐために戻った富山で祖母に家業を任せ英語教師として働いていました。
室井さんの両親は室井さんが小学校高学年の頃に離婚していますが、この英語教師という職を捨てて小説家を目指したことがきっかけだったようです。
小説家を目指したものの執筆が思うようにいかず、次第に酒に溺れるようになり母と不仲になり離婚に至ったとのこと。
その後室井さんは自分の意志で父と暮らすことを選んだそうですよ。
ところが室井さんが早稲田大学在学中、父親は48歳という若さで肝硬変により死去。
小説家として日の目を見ることはなかったそうです。
現在室井さんは小説や絵本など、作家業にも性を出されています。
「映画や芝居を見たり、本を買うなら小遣いはいくら使ってもいい」
引用:https://jisin.jp/entertainment/entertainment-news/1773136/
父親は室井さんにこのように言っていたといいます。
こういった父親の教育方針や、当時父親と行っていたという「交換日記」のおかげで今があるのではないでしょうか。



「世間的には“だめな人”だったかもしれないけれど、私はずっと“立派な父”と思っていました」
室井さんにとって父親はかけがえのない、大きな存在だったのですね。
室井滋の母親は皇室関係者
2023年放送のテレビ朝日「徹子の部屋」という番組で母親について語っていました。
両親の離婚後、室井さんは長い事母親と会うことはなかったといいます。
そんな母親と再開したのは室井さんが成人した後のこと。
母親は離婚後、10年以上秩父宮妃殿下の女官をしていたと語っていたそうです。
女官といえば宮内庁所属の職員ですが、宮内庁関係者からの縁故採用が多いとも言われています。
母親は所謂社長令嬢だったそうで、実家はある薬の製造会社だったといいます。
良いところのお嬢さんですから、縁故があってもおかしくはありませんね。
室井さんの母親は残念ながら59歳で亡くなったとのこと。
「区切りがついた」と表現していることから、母親との再会には戸惑いもあったのかもしれません。
室井滋のおばあちゃん
両親が離婚後、父親と祖母と3人暮らしだったという室井さん。
祖母は98歳の時に亡くなられています。
室井さんは祖母のことを「富山の人間らしい忍耐強さとユーモアのある、頭のいい祖母」だと語っています。



私は大のおばあちゃん子。祖母とは顔も似ていて、双子のように仲良しでした。
2016年には「しげちゃんとじりつちゃん」という、当時幼稚園に通っていた室井さんと祖母の実話を本にした絵本を出版されています。
出典︰https://www.kinnohoshi.co.jp/search/info.php?isbn=9784323073590
当時は3人暮らしではありましたが、父親は仕事の都合で不在のことが多かったのだとか。
そのためほとんど高齢の祖母と2人暮らし状態だったといいます。
しかしそんな祖母は室井さんが中学生の頃に今で言う認知症を発症。
当時は認知症が解明されておらず、度々攻めてしまったこともあるそうです。
認知症の症状が強くなってからは、なるべく怒らせず、楽しく過ごせるように心掛けました。ごはんを食べたことを忘れないように、食べた印として指に赤い糸を巻いてあげたことも。
引用:https://merry.inc/interview-10/
祖母のために日々工夫して生活していたことがよくわかりますね。
この頃、こういった複雑な家庭環境の影響から夜の街を出歩くようになったという室井さん。
これがきっかけで芝居や映画を見て過ごす夜が多くなり、今の自分に繋がっているのだといいます。
富山での生活はまさに、室井さんの原点なのですね。
室井滋の兄弟姉妹も調査!
室井滋さんに兄弟や姉妹がいるかどうかも調査しました!
室井滋に兄弟姉妹はおらず一人っ子?
室井滋さんには兄弟や姉妹はいないと公表されています。
室井さんは一人っ子ではありますが、代々続く商家の本家の子だったということもあり通常の一人っ子とは毛色が違ったのだといいます。
祖父母も同居していた本家だったので頻繁に親戚の出入りがあって、賑やかな家でしたよ。いとこと騒いだり喧嘩したり、大人や歳の違う子供にも囲まれていた環境だったので、一人っ子だったのですが、いわゆる一人っ子とはちょっと違う感じでしたね。
引用:https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/4310/shougaku/special/interview07.html
和気あいあいとした様子が目に浮かびますね。
姉弟はいないと公表されている室井さんですが、実は年子の兄がいたのだといいます。
室井さんが生まれる前に病気で亡くなってしまったそうですが、その兄の名前は「滋」。
「滋」の分まで元気に育つようにと願いを込めて、父親が同じ名前をつけたそうです。
女性にしては珍しいお名前だと思っていましたが、こういった経緯があったのですね。
このお名前で苦労されたこともあるそうですが、父親の願い通り今後も元気に活躍される姿を見ていたいですね。
まとめ
今回は室井滋の母は皇室関係者だった!父親や兄弟など家族についてもまとめた!
という事で、室井滋さんの実家や両親(父・母)、兄弟姉妹など家族についての記事をお届けしました。
- 室井滋は富山県出身の多才な演技派女優
- 室井滋の父親は小説家、母親は秩父宮妃殿下の女官、祖母とは大の仲良しだった
- 室井滋は一人っ子だが亡くなった兄の名前を継いでいる
以上の内容がわかりました。
それでは、最後までお読みいただきありがとうございました。